EUがベラルーシ大統領を制裁対象に

EUはベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領を制裁の対象にし、同国の大統領選挙を理由にブラックリストを拡大した。
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EUは制裁発動の理由として、ルカシェンコ大統領は大統領選挙の前と後に行われた弾圧に責任があるとの見方を表している。

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ブラックリストにはルカシェンコ大統領以外にも同国の14人の役人の名前が記載された。全員にEU圏への入国が禁じられ、圏内に所有する資本は凍結される。

8月9日に実施されたベラルーシ大統領選挙では、中央選挙管理委員会の発表によれば現職のルカシェンコ候補が80.1%の得票で6度目の勝利を果たした。この後、反体制派による大規模な抗議運動が全国で開始された。反体制派はスヴェトラーナ・チハノフスカヤの勝利を確信している。選挙結果を認めない反体制派に対し、治安維持機関は催涙スプレー、放水、閃光弾、ゴム弾を用いて、散会を強いている。抗議行動は未だに収まる気配を見せていない。 規模は土日、休日に特に拡大している。この他にルカシェンコ大統領を支持する市民の集会も行われている。治安維持機関はベラルーシでの抗議行動はますますラディカルな様相を帯びていると発表している。

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