接戦のネバダ州で不正疑惑 トランプ陣営が司法長官に告発=WSJ

ドナルド・トランプ米大統領の選挙対策本部はネバダ州の郵便投票で不正行為があったとの告発をウィリアム・バー司法長官に対して行った。告発にはネバダ州の共和党議員らも名を連ねている。司法省の消息筋による証言をもとにウォールストリートジャーナル紙が報じた。
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告発の内容によると、ネバダ州では3062人が不正に郵便投票を行ったという。不正が疑われている市民は州内在住でないにもかかわらず、投票を行ったとトランプ陣営は批判している。

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司法省関係者によると、バー司法長官は告発文書を受け取った模様。ただし、ウォールストリートジャーナル紙によると、最終集計の結果公表前に捜査が開始される場合、司法省が選挙結果に介入しているとの誤解が生まれるため、選挙結果の集計が終了するまで不正疑惑を巡る捜査は開始できないという。

ネバダ州では民主党のジョー・バイデン氏がトランプ大統領との差を広げている。91パーセントの開票段階でバイデン氏は49.8パーセントでリード、トランプ大統領は48.1パーセントで後れを取っている。両者の差はおよそ2万2000票。ネバダ州の選挙人は6人。

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