新型コロナウイルス

ロシア製ワクチン「スプートニクV」、イスラエルで承認の可能性

ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」は、イスラエルで承認申請が提出される初めての新型コロナワクチンとなる。エルサレムのハダサ医療センターのゼエヴ・ロスシュタイン所長が、ロシアのマスコミに語った。
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ロスシュタイン氏は新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」について、「すべての研究が正しく、基準に従って行われていることがわかっているため、我々は承認のためにイスラエル保健省に提出するため、ワクチンに関するすべての情報提供を求めた」と述べた。

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なおロスシュタイン氏は、「スプートニクV」を承認するためにイスラエル保健省はいくつかの先入観を克服しなければならない可能性もあるとしている。同氏によると、歴史的にイスラエル保健省は、米国の開発に対してはより簡素に対応し、ロシアの開発に対しては警戒心を持って対応するという。

イスラエルは今夏、米国のモデルナ社を含む複数の企業と新型コロナウイルスワクチンの将来的な供給について合意した。

ロシアの新型コロナワクチン

ロシアは2020年8月11日、 世界で初めて新型コロナウイルスのワクチンを承認した。 ワクチンは「スプートニクV」と名付けられた。

臨床試験はロシア保健省から許可を得たガマレヤ国立疫学・ 微生物学研究センターによって6月から7月に実施された。

スプートニクV」は多数のワクチン生産で実証済みのプラッ トフォームを基盤につくられた。ロシア保健省は、これまでに実施された「スプートニクV」の接種により最大2年間の 長期的な免疫ができることが示されたとしている。

ロシア製ワクチン第2号となる国立ベクターセンター開発の「エピワクコロナ」は今月14日にロシア消費者権利・福祉監督庁に登録された。医薬品登録後調査にはロシア各地域の計4万人が参加する。これとは別に年齢60歳以上の有志150人を対象に試験を実施する。

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