メラニア夫人はスロベニア出身であり、同国ではトランプ大統領を支持する機運が強い。ヤンシャ首相はあくまで個人的見解としつつも、トランプ大統領が先に勝利宣言を行った際は祝電を送っていた。一方、ボルト・パホル大統領はジョー・バイデン氏が勝利確実と報じられた直後、バイデン氏に勝利を祝うメッセージを送っていた。
ヤンシャ首相は米国の大統領選について、接戦となっている各州で訴訟手続きが始まったばかりであるにもかかわらずマスメディアがバイデン氏の勝利を報じている点に疑問を呈している。各方面から祝意が届いている現状を踏まえ、「法による支配とはこんなものなのだ☺」と記した。
米大統領選は7日、開票作業が続いていた東部ペンシルベニア州で民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が勝利し、獲得選挙人が290人となり、当選に必要な過半数ライン(270)を超えた。再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)は複数の州で開票を巡る訴えを起こすなど徹底抗戦の構えを見せており、当選者確定には時間がかかる可能性がある。