研究者らが発見 新型コロナウイルスを発症しない人が有する抗体

一部の人々には新型コロナウイルスを発症させない抗体があることが、英国の研究者らの研究で明らかとなった。サイト「ギズモード」が報じた。
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研究者らが300人の協力を得て実験を実施し、そのうち5%に「新型コロナウイルスに関連したウイルス」に感染した際に現れる抗体をもっていることを明らかにした。このことは、一連の人たちには新型コロナウイルスに感染しない免疫を有している可能性があることを証明している。しかし、この抗体にどれほどの強さがあるのかはまだ明らかとなっていない。

COVID-19感染による免疫 どれほど長く維持されるかWHOには不明
研究の一環で、血液サンプルの分析が行われた。このサンプルは、昨年12月に新型コロナウイルスの世界的な感染が広がる前に英国の成人と子どもらから採血されたもの。また同様に、パンデミックが発生した際に新型コロナウイルス検査で陰性だった人から集めらたサンプルの研究も行われた。それらの結果と、その後、新型コロナに感染した人たちとの比較が行われた。

専門家らは、通常の風邪を引いた患者らの抗体が新型コロナウイルスから保護する役割を果たすことを明らかにした。同時に、新型コロナウイルスに感染していない人に発見された抗体は、感染者のものとは違うことが判明した。

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