ウクライナ文化相、チェルノブイリの世界遺産登録を提案

ウクライナのアレクサンドル・トカチェンコ文化・情報政策大臣は、チェルノブイリ原子力発電所と周辺地域を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録申請するよう提案した。
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ウクライナでは2020年4月、ウラジーミル・ゼレンスキー大統領が観光客の誘致を目的に、チェルノブイリ周辺地域の開発計画を取りまとめていた。

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近く、チェルノブイリ訪問の手続きが整備され、観光ルートが作られるほか、ガイドの養成やインフラ整備が行われる。またトカチェンコ文化・情報政策大臣によれば、チェルノブイリの立入禁止区域専用のツアーブランドが作られるとのこと。

チェルノブイリ原子力発電所では1986年4月26日に第4号炉で原子炉が爆発し、大惨事となった。事故による放射能汚染はベラルーシでおよそ4万6,500平米(国土全体の23%)、ウクライナでは12地域、5万平米に上った。またロシアでも19の地域(人口、合わせて260万人)、約6万平米が汚染された。

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