新型コロナウイルス

WHO事務局長 世界にはCOVID-19の有効な解決策が不足

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長はWHO総会で演説した中で、コロナウイルスのパンデミックを克服するために世界にはより効果の高いツールが必要だとする声明を表した。
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アダノム事務局長は「我々はCOVID-19に疲れたが、COVID-19の方は疲れを知らない」と付け加えた。

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アダノム事務局長は、ワクチンが解決できるのは問題の一部でしかないと指摘している。

「パンデミックを食い止めるためにワクチンは緊急に必要だが、ワクチンがあっても保健衛生に潤沢な資金が必要なことには変わりはない。」

ジョンズ・ホプキンズ大学の調べでは世界のコロナウイルスの感染者数はパンデミック開始以降、すでに5040万人を超えており、死者も120万人を超えている。

4月中旬、トランプ米大統領は、WHOは危機を克服できていないとして、WHOの作業を検証する間、米行政府に分担金の支払いを一時停止するよう指示した。その後、7月に米国はWHOに対し、脱退を正式に通知した。

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