デモ隊が国会議長を車から引きずり出し暴行 アルメニア

アルメニアの首都エレバンの国会議事堂に集まったデモ隊は、アララト・ミルゾヤン議長を車から引きずり出し、激しい暴行を加えた。スプートニク・アルメニアが伝えている。
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デモ隊はミルゾヤン議長が乗るを取り囲み、議長を車から出すように要求。その後車から引きずり出した議長を殴打している。

ミルゾヤン議長への暴行は、ナゴルノ・カラバフ紛争の停戦合意に関するニコル・パシニャン首相の声明を受けてエレバンで始まった抗議活動の最中に発生した。

アルメニア野党 カラバフ停戦合意脱退を求める
停戦の条件、特に紛争地域の一部をアゼルバイジャンに譲渡することに不満をもったデモ隊は10日、政府庁舎に突入した。

デモ隊はパシニャン首相の引き渡しを要求、政府の決定に反対するスローガンを叫んでいる。エレバンの中心部には、合計で数千人のデモ隊が集まっている。

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