バイデン氏は地元の東部デラウェア州で記者会見に応じ、トランプ大統領の振る舞いについてコメントした。
正直なところ、恥ずかしいと思う……いずれにせよ、これ(大統領選での勝利:スプートニク編集部)は1月22日(大統領就任日)に決定すると思う。
また、権力の移行プロセスについては、仮にトランプ大統領が敗北宣言を行わないとしても、「危機的ではない」とし、着実に用意を進めていく姿勢を示した。トランプ大統領に言いたいことはないかと記者から質問されたバイデン氏は、「大統領殿、お話しできるのをお待ちしております」と答えた。
バイデン氏の陣営は閣僚の任命に関する用意を進めており、仮にトランプ大統領が敗北宣言を行わないとしても、「準備のダイナミズムが変わることはない」とした。
マスコミは米大統領選では民主党推薦のジョー・バイデン候補が勝利と報じており、バイデン氏もすでに勝利宣言を行っている。共和党推薦の現職のトランプ氏は現時点ではまだ敗北を認めておらず、弁護士を雇い、複数の州で集計作業の停止及び違反が疑われるケースの捜査を求める訴えを裁判所に起こしている。
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