大統領令では、以下のように述べられている。
「中国は資源を見出し、自国の軍や諜報機関の発展と近代化を支援するために、米国資本を搾取する一方である。これにより、中国は大量破壊兵器や高度な従来型兵器の開発、そして米国と米国民に対する悪質なサイバー攻撃など、米国領土や海外の米国軍を直接的に脅かすことが可能になる」
トランプ氏の声明によると、中国軍に関連する企業は米国の投資家などから資金を集め、自身の株の株価指数への編入を狙っている。その後、資金は中国の軍産複合体へ流れていくとトランプ氏は主張している。
また、トランプ氏はこの問題に関連して、特定の個人及び法人に対し制裁を課すことを可能にする緊急事態を宣言した。
証券取引が禁止される企業のリストはまだ承認されていない。
中国の習近平国家主席は、10月23日に行われた中国人民志願軍の朝鮮戦争参戦70周年記念式典における演説の中で、現在の中国軍を迅速に近代化し、世界最先端レベルに変えなければならないと語っていた。
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