SNSでは、エジプト人男性本人と目撃者が撮影した動画が拡散された。男性はFacebookでもライブ配信した。
男性はある動画で、自身についてムハンマド・ホスニ・アル=ガリブ・ムスタファと名乗り、監査分野の専門家であり、輸出開発銀行で働いていたとしている。
男性は、汚職の事実を明らかにし、国に2500万エジプト・ポンド(150万ドル超)を返すことができたが、解雇され、その後、男性の家族に対する迫害が始まったと述べている。この動画は後に削除されたが、一部はネット上で拡散された。
通行人や警官が男性を止めようとしたが、男性は誰にも近づくことを許さず、暴露のフレーズを叫び、自分の体にガソリンをかけ、火をつけた。
2011年と2013年の政治的および革命的な出来事の中心地となったタハリール広場では現在、警察の警備が強化されている。