ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、「昨年予測した2020年の予算では、国家の歳入は8330億リヤル(約23兆3200億円)規模、そのうちの5130億(約14兆3600億円)が石油収入とされていた。今年の原油価格崩壊後、実際の石油収入は4100億リヤル(約11兆4800億円)まで落ち込んだ」と述べている。
皇太子は、この歳入では5040億リヤル(約14兆1100億円)になるサウジアラビアの公務員の給料をまかなうことができないため、石油関連以外の収入を約3600億リヤル(約10兆円)まで増やす必要があったと述べたという。
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