英国の連続殺人鬼「ヨークシャー・リッパー」 新型コロナで死亡

英国で「ヨークシャー・リッパー」とよばれた連続殺人鬼、ピーター・サトクリフ受刑者が、新型コロナウイルスで死亡したことが分かった。74歳だった。英ニュース専門局「スカイ・ニュース」が報じている。
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1981年に女性13人を殺害、7件の殺害未遂で有罪判決をうけたサトクリフ受刑者は、新型コロナウイルスに感染。搬送先のノースダラム大学病院で死亡した。同局によると、サトクリフ受刑者は治療を拒んでいたという。

同受刑者は、1960年代後半から女性を襲うようになったが、最初の殺人事件を起こしたのは1975年。被害者はリーズ出身で4人の子どもを持つ母親、ウィルマ・マッキャンさん。殺害事件はその後も続き、警察は当時、英国の多くの地域で夕方に女性1人で外出しないように呼びかけていた。

裁判でサトクリフ受刑者は、「神の声」が自分に売春婦を殺害するように促したと発言し、有罪を逃れようとしたことで知られている。

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