新型コロナウイルス

航空機乗り入れ禁止はコロナ拡散に効果なし 欧州委員会

欧州委員会は、航空機乗り入れ禁止がコロナウイルスの拡散防止策としては効果を発揮していないとの考えを表した。
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欧州委員会、運輸担当のアディナ・ヴァレアン氏は「我々はパンデミックの抑止に航空機乗り入れ禁止が効果を発揮しているとは考えていない」と発言している。

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欧州委員会の説明では、委員会は5月、EU諸国に対し、新型コロナウイルスによる航空機乗り入れの制限措置を維持することを許可したが、現在はこの制限維持の許可延長を進言する構えにはない。なぜなら乗り入れを禁止するのではなく、乗り入れで衛生予防措置がとられるほうがウイルス拡散制御のためにはより効果が高いことがわかったからというのがその理由。

こうした一方で欧州委員会は、航空各社へのライセンス延長はあくまでも一時的な措置とするよう進言している。春に導入されたこの措置は2020年12月31日で期限が切れる。欧州委員会はこれをさらに1年延長するよう提案している。

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