新型コロナウイルス

チェコ 新型コロナによる死者が6000人超 緊急事態宣言を延長へ

チェコでは新型コロナウイルスによる感染後の死者数が、パンデミック宣言から数えて6000人を突破した。チェコ保健相が発表した。
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チェコでは14日、新たに43人の死者が確認され、死者の累計は6005人となった。新規感染者数は7357人に達している。一時はその2倍近くまで感染者が増加していたことから、10月5日に導入された厳しい感染拡大防止措置が功を奏したと保健省は見ている。

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状況改善を受けてチェコでは徐々に規制緩和が検討されている。ただし、11月20日までの期間で発出されている緊急事態宣言はあと数週間にわたって延長する方向で検討が進められている。

チェコでは現在、13万3589人が感染症を患っており、そのうち7200人が病院で治療を受けている。重症患者はそのうち1102人と報告されている。パンデミック宣言以降の累計感染者数は45万6100人で、31万6500人が回復した。

チェコでは10月5日に非常事態宣言が発令。10月30日、議会はこの非常事態宣言を11月20日まで延長すると決定した。非常事態宣言の発令に伴い、チェコでは学校や大学、飲食店、文化施設、商店(食料品店を除く)が閉鎖されているほか、すべてのスポーツ大会が中止となっている。また不要不急の外出は禁じられ、マスクの着用が義務付けられるほか、公共の場での飲酒も禁止されている。

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