新大統領はバイデン氏 「誰ひとり法の上には立たず」=オバマ氏

バラク・オバマ前大統領は民主党から大統領選に立候補したジョー・バイデン氏が勝利したと確信している。誰ひとりとして法の上に立つことはないとし、選挙結果を受け入れるようトランプ陣営に呼びかけた。CBS This Morningの取材に応じた中で発言した。
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オバマ前大統領は取材に応じた中で、「ジョー・バイデン氏が次期大統領で、カマラ・ハリス氏が副大統領になる」と発言し、トランプ大統領の政権存続は時間の問題とコメントした。オバマ氏は「我々が法とルールの上に立つことはない。これは民主主義の原則」と発言し、選挙結果を受け入れるようトランプ陣営に呼び掛けた。

また、バイデン氏に助言は不要とし、同氏の政権で職務にあたる意向は否定した。「そんなことをすればミシェル(オバマ夫人)に捨てられてしまうよ」と冗談を交えながらコメントした。


選挙は違憲 「ビッグな訴訟」を用意=トランプ大統領
マスコミは米大統領選で民主党推薦のジョー・バイデン候補が勝利と報じており、バイデン氏もすでに勝利宣言を行っている。共和党推薦の現職のトランプ氏は現時点ではまだ敗北を認めておらず、弁護士を雇い、複数の州で集計作業の停止及び違反が疑われるケースの捜査を求める訴えを裁判所に起こしている。

先にロシアのラブロフ外相は、ロシアとしては米大統領選の公式的な結果を待って、選出された候補者に祝辞を送る構えであることを明らかにした。

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