Apple iPhoneユーザーの同意なき追跡を訴えられる

オーストリアのプライバシー保護非営利団体NOYB (None of Your Business)はドイツおよびスペインにおける個人情報保護法の遵守を監視する組織に対し、Apple社がiPhoneユーザー行動をユーザーの承諾を得ずに監視しているとして、訴えた。この訴えはNOYBのサイトに公表された。
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NOYBは、 AppleがiPhoneユーザーを追跡することができる広告識別子のIDFA(Identifier For Advertising)を使用することで欧州の法律に違反していると主張している。 IDFA はどの iPhoneにも内蔵されており、Apple および第3国には iPhone ユーザーの行動の追跡を許してしまう。しかもユーザーはこの識別子の内蔵に同意もしておらず、これが自分の行動追跡のために使用されていることも知らされていない。

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NOYBは、Appleは、第3者のこのコードへのアクセスを封じるようIDFA使用規則を修正すると説明したものの、Apple社自身はユーザーの行動追跡の可能性を変えようとはしていないと指摘している。

NOYBの主張は、IDFAをユーザーの同意なしに iPhoneに装備すること自体EUの法律に違反しているというもの。

これより前、米国でもAppleはスマホのゲーム市場を独占化しているとして、同社を相手取った訴訟が行われている。

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