カプコン社は、企業用コンピューターとサーバー上のデータが暗号化ウイルスによって暗号化されたと報告。盗まれた情報に関する情報はさまざまで、同社は採用応募者の個人情報(約12万件)、株主リスト(約4万件)、会社の商業情報を含む35万件のデータの漏洩を報告している。
この日までに、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)が60ギガバイトのデータを闇サイトに公開したことも明らかになっている。また、サイバー犯罪者はカプコン社に、盗まれた情報を公開せずにデータを復号化するために約11億円を要求しているという。
朝日新聞によると、サイバー攻撃者は主にキリル文字を使用し、闇のインターネットサイト「ディープウェブ」上で会社のデータを広め始めたとみられている。データが保管されているサーバーと国は不明。
10月19日には、ロシアの情報機関がサイバー攻撃を用いて、新型コロナウイルスの感染拡大によって2021年に延期された東京オリンピックの妨害を試みていたとの問題が浮上した。
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