米ペンシルベニア州最高裁判所 トランプ陣営の訴訟を却下

米ペンシルベニア州の最高裁判所はフィラデルフィア市内の投票所で監視員らが立ち入りを制限されたとしてトランプ陣営が起こした訴訟を却下した。裁判所が発表した文書で明らかになった。
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発表された文書によると、同州の選挙対策委員会は民主党と共和党の代表らによる監視活動を選挙法に従って保証していたとして、裁判所側はトランプ陣営の訴えを退けた。

トランプ氏 ツイッターで「大統領選に勝った!」

先に第3巡回区控訴裁判所は共和党が行った提訴を同じく退けていた。その提訴では、遅れてペンシルベニア州の投票所に到着した1万票を無効票扱いとすることを共和党は訴えていた。

先にトランプ大統領と顧問弁護士のルドルフ・ジュリアーニ氏はまさに同様の理由でフィラデルフィア市とピッツバーグ市で投票された60万票を無効票扱いとすることを要求していた。


マスコミは米大統領選で民主党推薦のジョー・バイデン候補が勝利と報じており、バイデン氏もすでに勝利宣言を行っている。共和党推薦の現職のトランプ氏は現時点ではまだ敗北を認めておらず、弁護士を雇い、複数の州で集計作業の停止及び違反が疑われるケースの捜査を求める訴えを裁判所に起こしている。

先にロシアのラブロフ外相は、ロシアとしては米大統領選の公式的な結果を待って、選出された候補者に祝辞を送る構えであることを明らかにした。

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