17日、スペインのアランチャ・ゴンサレス・ラヤ外相は、メキシコ訪問の際に500年前のスペインによるメキシコ侵略に対して謝罪を行わないとした。同外相は、そのかわりに未来を見据え、両国関係を強化しようとすることが非常に有益だとの見解を示した。
2019年、メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、スペイン国王フェリペ6世に書簡を送り、そのなかで500年前にメキシコで開拓者らが行った行為について謝罪を行うよう求めた。同大統領は、公式な謝罪は完全な休戦を実施するための唯一の解決策だとの考えを示している。
この間、メキシコの大統領は、カトリック教会に対しても謝罪を求める同様の書簡を送っている。
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