実験は11月16日の14時50分(日本時間)に実施され、標的のミサイルはミサイル防衛システムイージスを装備した艦船がマーシャル諸島から発射した。
ロシアは、ミサイル防衛システムの強化、とりわけSM-3 Block IIAの開発に関して、米国の行動に対し抗議を行った。セルゲイ・リャブコフ外務次官によれば、このようなミサイル実験は、ロシア政府に直接的に対抗するシステム開発と、ロシアの核抑止政策を低める能力構築の開始を意味しているという。
1年前、米国がこうしたミサイル73発の日本への販売を承認したことが報じられている。