新型コロナウイルス

マレーシア 新型コロナ対策で外国人労働者に特殊なブレスレット着用義務へ

マレーシア当局は、新型コロナウイルスの蔓延を抑制するため、全ての外国人労働者に識別番号付きブレスレットの常時着用を義務づける方針。同国紙「ザ・スター」が20日に報じている。
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この法案は、国家安全保障会議に提出されている。イスマイル・サブリ・ヤコブ上級国防相は、「彼らが寮を出て市場やフードコートへ行けば、新たな集団感染を引き起こす可能性がある。そうなれば我々は状況を制御することは出来ない。しかし、南アジアから移住してきた労働者にこのようなブレスレットの着用を義務づけることで、感染状況をコントロールできるようになるだろう」と述べている。

現在のところ、このブレスレットの着用は、隔離措置に置かれている人々にのみ義務づけられている。

政府の計画について、マレーシア最大の工業連盟のスー・ティエン・ライ会長は、「外国人労働者に焼印を押すことは容認できない」と批判。同会長は、「新型コロナウイルスは、民族、宗教、国籍を選ばない」と述べている。

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