トルコ議会は17日、アゼルバイジャンへのトルコ軍派兵に関するタイイップ・エルドアン大統領令を承認した。
同大統領は11日、トルコ政府とロシア政府はナゴルノカラバフにおける休戦管理センターに関する覚書に署名を行った。両国は「共同平和維持活動」に参加する。
これまでロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、ロシア政府とトルコ政府は、アゼルバイジャン領内のモニタリングセンターを通じナゴルノカラバフに関する任務を遂行する予定であり、「共同平和維持軍に関する協議は行われていない」ことを明らかにしている。
トルコがアゼルバイジャンに派兵
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カラバフをめぐるロシア・アルメニア・ アゼルバイジャン合意の内容
アゼルバイジャンのアリエフ大統領、 アルメニアのパシニャン首相、 ロシアのプーチン大統領は共同声明に署名。声明ではモスクワ時間 2020年11月10日00時00分よりナゴルノカラバフ紛争地 域における完全な停戦が宣言されている。
アゼルバイジャンとアルメニアは現在の位置に留まっており、 ナゴルノカラバフの連絡線沿い、 またナゴルノカラバフとアルメニアを結ぶ回廊沿いにはロシア平和 維持部隊が展開。国内の避難民・ 難民は国連難民高等弁務官の管理下に置かれたナゴルノカラバフ領 および隣接地域に戻りつつある。捕虜やその他被拘束者、 遺体の交換が行われている。同地域のすべての経済・ 輸送ラインは閉鎖されており、 輸送管理にはロシア国境管理機関も一部協力している。
アルメニアのパシニャン首相は共同声明ついて、 これは辛い決断だったが選択肢は他になかったと強調した。一方の アゼルバイジャンのアリエフ大統領は、 合意文書の署名についてアルメニアの占領とコメントしている。