ジャーナリストのフィリップ・ヘルシ氏は、「ロシアでは、『パンデミック時』のイベント実施に関する国際スケート連盟(ISU)の規則および細則が軽視されていることが判明した。ここでは抱擁やキスが認められ、また選手とコーチはマスクを着用せずに待機席『Kiss and Cry』に並んで座っている」とコメントし、かならずISUに起こった事態を報告すると強調した。
ロシアフィギュアスケート連盟は対応する声明を発表し、「クリーンゾーン」のコーチと関係者は全員がマスクを着用しており、またすべての規定はロシア連邦消費者権利及び福祉監督庁の合意に基づいていると強調した。
同連盟は、「唯一マスクを外すのは、彼らが選手たちと会う時。またはテレビの要請を受けた時はマスクを外している。当然、すべて国際的要請を遵守している。違反していた場合、大会は開催されなかっただろう」と公表した。
ISUの規則にのっとり、選手とコーチらはリンク外では医療用マスクの着用とソーシャルディスタンス1.5メートルの遵守が求められる。
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