新型コロナウイルス

赤羽氏「Go To」見直し  予約キャンセルで個人負担なし

日本の赤羽一嘉国土交通大臣は24日、観光支援策「GoTo トラベル」の一時停止に関して「キャンセル料は利用者に負担がかからないようにする」と語り、旅行会社や宿泊施設に対して政府が旅行代金の35%相当額を負担する方針を示した。日本のメディアが伝えた。
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また赤羽氏は「一時停止の検討を表明した北海道や大阪府から西村大臣に、正式に報告があった場合には、関係閣僚で協議して、最終的な判断をする」と述べた。

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西村康稔経済再生担当相は同日、札幌や大阪両市を目的地とする旅行の新規予約一時停止を24日中にも決め、停止期間を3週間とすることを明らかにした。

これより前、東京都の小池百合子知事は、「GoTo トラベル」の運用見直しで、判断を各知事に委ねる案について「国が新たな判断を下したということだと思う。連携しながらやっていく必要がある」と述べていた。

日本では、今月18、19日と連続で1日当たりの感染者数が2000人を超え、過去最多を記録。都内では19日、新型コロナウイルスの感染状況の警戒レベルが最も高いレベルに引き上げられていた

20日、WHOは国際専門家グループの調査結果を引用した声明の中で、レムデシビルが新型コロナウイルス患者の早期回復に影響を及ぼし、人工呼吸器の必要性を減らすという証拠はないと指摘していた。一方、日本の厚生労働省は、現時点ではコロナウイルス患者の治療にレムデシビルを使用することへの承認を見直す意向はないとしている。

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