新型コロナウイルス

キューバ 国産の新型コロナワクチンをさらに2種類開発 臨床試験はまもなく開始

キューバの医療専門家は、新型コロナウイルスに対するワクチンをさらに2種類開発し、まもなく臨床試験を開始する。同国紙「グランマ」が26日に伝えている。
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同紙によると、その2つのワクチンはキューバの遺伝子工学・バイオテクノロジーセンターで開発され、マンビサ(Mambisa)とアブダラ(Abdala)と名付けられた。マンビサは鼻腔内投与型で、臨床試験は首都ハバナで行われる。アブダラは筋肉内に投与するタイプのもので、キューバ東部のサンティアーゴ・デ・クーバで臨床試験が行われる。

キューバ当局は以前、同国の医療専門家が開発した2つの新型コロナウイルスのワクチンを登録したと発表した。現在、その臨床試験が進められており、結果は2021年1月までに公表される。当局は2021年、全国民に新型コロナウイルスのワクチンを接種させる計画を立てている。

公式データによると、キューバでは新型コロナウイルスの感染者数は8075人。死亡者数は133人、7497人が回復している。


今日までにいくつかのワクチンが開発された。

11月9日、ファイザー社はワクチンがCOVID-19に対して95%の有効性を示したと発表した。モデルナ社も16日、自社開発のワクチンの有効性を94.5%と発表している。アストラゼネカ開発のワクチンの有効率が70%と発表された。ロシアの開発したスプートニクⅤは接種後42日目の時点で有効率95%を超えている。

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