オズドエフ代表は次のように語っている。
「スプルートSDM1はまず空挺部隊用に作っているものだ。現在、国防省が国の監督によるテストを行っており、これは2022年にならないと終了しない。このテストだが、なかなか条件は厳しく、海中、高山、気候条件を違えて行われる。気温はマイナス40度からプラス40度の範囲でテストされる。」
オズドエフ氏は、スプルートSDM1はインドなどアジア諸国をはじめとする外国の多くの受注者の関心をひくだろうと語っている。
軽量型浮航戦車スプルートSDM1は口径125ミリの砲塔を搭載した装甲自走砲。給油なしに500キロの距離が走行可能。上陸用舟艇、航空機、軍用輸送機で輸送が可能なほか、乗員を載せた状態でパラシュートによる空中投下も可能。
スプルートSDM1の主砲はT-80、T-90戦車に引けを取らず、陸上、水中の走行速度はBMD-4Mのレベルに匹敵する。
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