埼玉県の入間基地で行われた自衛隊の航空閲覧式に出席した菅首相は約800人の自衛隊員を前に訓示を行った。同首相は、安全保障環境は厳しさを増し、宇宙やサイバー、電磁波など新たな領域での対応が求められており、組織の縦割りを排して対応する必要性を指摘した。
新型コロナウイルスの問題では、自衛隊は知見と能力を生かし『ダイヤモンドプリンセス号』や自衛隊病院などで対応を行ってきたが、引き続き積極的な活動に取り組むことに期待を表明。また、56年前の東京五輪の開会式での自衛隊機によるパフォーマンスを紹介し、来年の夏、人類がウイルスに打ち勝った証として東京五輪を開催する決意を表明した。
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