新型コロナウイルス

世界で1ヶ月最低4000万本の「スプートニクV」が生産予定

新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」の世界の生産量は3月までに1ヶ月4000万本となることをロシア直接投資基金のキリル・ドミトリエフCEOが国際連合総会でのワクチンのプレゼンの中で明らかにした。
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ドミトリエフCEOは、「私たちは著しく生産を増強することができ、3月までに1ヶ月最低4000万本を世界で生産することになる。私たちは、はるかに大きな数量を見込んでいるが、しかし、この予想は現段階のものだ」と強調した。

ロシア製ワクチン「スプートニクV」の大量生産が発表
また同CEOは、ロシアメーカーが国内市場の需要を満たす場合、同時に輸出用ワクチンの供給も計画すると指摘した。

この間、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、来週のワクチン接種開始を委任している。

「スプートニクV」

ロシアは今年8月11日、世界で初めて新型コロナウイルスのワクチンを承認した。ワクチンは「スプートニクV」と名付けられた。臨床試験はロシア保健省から許可を得たガマレヤ国立疫学・微生物学研究センターによって6月から7月に実施された。「スプートニクV」は、これまでに多くのワクチンが生産されたすでに知られているプラットフォームを基盤につくられた。ロシア保健省によると、これまでに実施された「スプートニクV」の接種は、最大2年間の長期的な免疫を与えることを示している。11月11日、ロシア開発のスプートニクⅤワクチンは治験第3フェーズにおいて92%の有効性を発揮した。

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