運動で感染する可能性は25%減、感染しても49%の確率で軽くすむ
そのアンケート結果によると、「定期的に(週2回以上)トレーニングしている人は、3月にトレーニングを止めた人と比べて新型コロナウイルスに感染する可能性が25%低い。トレーニングを定期的に行うことで、感染しても49%の割合で軽くすむようになっている」ことが分かった。
アンケート調査では、回答者の85%が「新型コロナウイルスに感染していない」と答え、残りの15%が「感染した」を選んでいた。また、罹患した回答者の中で、トレーニングをしていない人の方が、定期的にトレーニングしている人よりも重症化していたケースが多いことが分かった。
また、15%の回答者がフィットネスクラブでのトレーニングをやめており、6%が3月から運動を止めていることが分かった。
フィットネス産業のオリガ・キセレワ会長は、「このアンケート調査の結果は、フィットネス業界全体にとって重要な裏付けになっている。フィットネスや健康的なライフスタイルを送ることで病気にかかりにくくなり、最も重要なのは、新型コロナウイルスなどのウイルス性疾患にかかっても軽くすむことがわかった」と述べている。
フィットネスと新型コロナの生活
運動の重要性については、世界保健機関(WHO)も勧告を行っている。同組織は、「世界中の人々がもっと運動していれば、年間約500万人の死を防ぐことができたかもしれない」と報告しており、新型コロナウイルスで移動が制限されている今、運動することが特に重要だと強調している。
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