新型コロナウイルス

サンクトペテルブルク当局 観光客に正月休みに訪れないように求める

ロシアのサンクトペテルブルク当局は、正月休みに観光客が訪れないように観光的な魅力を抑えようとしている。同市のエヴゲニー・エリン副市長が明らかにした。
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エーリン副市長は、「ここには祝日も休日もあります。我々はこの地に訪れる人々や観光客を愛しています。しかし申し訳ありませんが、今回はありません。だからこそ我々は観光的な魅力を少なくして、訪れる客に『あなたと子どもたち、住民の健康に気をつけましょう』と話しているのです。今年はこちらに訪れなくても大丈夫なのです」と述べている。

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エーリン氏によると、当局は新型コロナウイルスの罹患率の増加を防ぐため、2週間の「一時停止」を望んでいる。


新たな規制が導入されたのは、ラップ歌手のコンサートがきっかけ?

サンクトペテルブルクでは、12月始めに新型コロナウイルスに関する規制が強化された。

同地で新型コロナ対策が強化されたのは、ロシア人ラッパー、バスタさんのコンサートがきっかけ。11月末に開催されたこのコンサートには、観客1万2000人以上が訪れていた。

そのコンサートの映像で、他者との間隔が1.5メートル未満であることが確認された。また、マスクを着用していない人が多く映っていた。ロシア連邦通信局は、このコンサートの件を批判している。

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