男性はイタリア中部ペーザロ・エ・ウルビーノ県ファーノで警官に呼び止められた。
男性は深夜2時、アドリア海沿いの自動車道を歩いていた。疲れ果て、寒さに震える男性は、妻と喧嘩した後、熱を冷ますために450キロを歩き続けたと警官に語った。男性は、聖ピオ神父ゆかりの町サン・ジョヴァンニ・ロトンドを目指していた。
男性は1日に平均60キロ歩いた。食べ物や飲み物は、旅路で出会った人たちからもらったとみられている。
数日前、男性の妻は警察に夫がいなくなったと届け出ていた。翌日、男性の妻がファーノを訪れて夫を引き取り、男性が夜間外出制限措置に違反したことに対する400ユーロの罰金を支払った。