新型コロナウイルス

菅氏、東京五輪「安全・安心な大会を実現」 国連ビデオ演説

菅義偉首相は4日、国連の特別総会でビデオ演説を行い、「危機を乗り越えるべく『団結した世界』を実現しなければならない」と呼び掛けた。日本のメディアが報じた。
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菅氏は「今回の危機は、国際社会の連帯の必要性を改めて想起させた。この危機により『分断された世界』ではなく、危機を乗り越えるべく『団結した世界』を実現しなければならない」と述べたうえ、複数のワクチンの特許を管理する国際的な調達の枠組み「COVAX」を通じた治療薬の供給などに取り組んでいく考えを訴えた。

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また、菅氏は2021年の東京五輪・パラリンピックに関して「安全・安心な大会を実現するため、全力で取り組んでいく」とも表明した。

これより前、新型コロナウイルスの感染拡大で2021年に延期となった東京五輪・パラリンピックの新型コロナウイルス対策費が、900億円超と試算されていることがわかった。

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、11月22日にオンライン形式で開催されたG20サミット(主要20か国首脳会議)で演説を行い、東京五輪開催に向けて国際的な連帯の強化を呼びかけた。その中でバッハ会長は、パンデミックによりスポーツの重要性がさらに確認されたことを指摘した。

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