デンマーク 2050年までに北海での石油ガス採掘を完全停止へ

デンマークは、2050年までに北海での石油ガス採掘と探査を完全に停止し、すでにこれらに関するライセンスラウンドは全て取り消された。この合意は3日の夕方、デンマーク政府と議会で成立した。
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ロイター通信によると、デンマークが北海で計画している石油・ガスの生産停止を決定したことにより、第8回のライセンスラウンドと今後全ての入札は取り消されることとなった。

この決定に関し、気候省のダン・ヨルゲンセン大臣は、「我々は鉱物資源の時代に終止符を打った」と述べている。

デンマーク当局は2019年、2030年までに二酸化炭素排出量を70%削減し、2050年までに「気候中立」国となることを目指すプロジェクトを採択した。

デンマークは、ノルウェーと欧州連合(EU)から離脱した英国を除けば、EU最大の石油・ガス生産国。

フランスは2017年、2040年から石油ガスの探査・生産を禁止すると発表した。

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