選挙対策本部の収支報告書によると、10月15日から11月23日にかけて支出された880万ドルが「再集計費」として算出されている。そのうち、顧問弁護士らの人件費としておよそ230万ドルが支出され、全体で2番目に額が多い。ウィスコンシン州で投票された票の再集計作業に支払った額が最も多く、300万ドルに達する。
顧問弁護士費用の例として、法律事務所のKasowitz Benson Torresが60万ドル、Marks & Sokolovが1万61841ドルの報酬を受領している。
トランプ氏は選挙の敗北を認めていないが、現時点では民主党のジョー・バイデン氏が勝利したとされている。トランプ陣営の法律家は複数の州裁判所で選挙結果について異議を唱えているが、現在までにトランプ氏側の主張内容には確認がとれておらず、重大な選挙違反の証拠も見つかっていない。
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