中東のカタールは2017年以降、同じく中東の一部諸国から、国交断絶の措置などを受けている。外交危機の解決に向けてクウェート政府が仲裁交渉の努力を進めており、トルコ外務省は発表した声明の中でクウェート政府の取り組みを高く評価した。
2017年6月以降、ペルシャ湾周辺で続く対立の仲裁に向けてここ数日の間で進められている建設的な交渉を歓迎する。我々はクウェート指導部が対立の解消に向けて積極的に進める交渉とイニシアティブの努力を衷心から評価する。カタールを不当にも包囲したブロックの解除に向けて、無条件交渉が進められる形で対立が解消されることに期待する。
先にクウェート外務省はカタールと隣国のアラブ諸国が3年半以上にわたって続く対立の解消に向けて実り多い交渉を進めていることを明らかにした。サウジアラビア外務省も声明を発表し、「大いなる進展」があったとしている。外交危機の当事国であるカタール外務省も同様に隣国との対立解消に向けて進展があったことを認めている。
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