フランス人教師殺害事件の犯人の葬儀 チェチェンで「豪華」に行われたとの報道にロシア政府がコメント

ロシア政府は、10月にパリ郊外でフランス人教師を殺害・斬首した犯人の葬儀がチェチェン(ロシア南部)で「敬意を持って」行われたかどうかについて関知していない。ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官が、この件に関する報道に反応している。
この記事をSputnikで読む

ペスコフ報道官によると、10月にパリ近郊で教師のサミュエル・パティさんを殺害したアブドゥラフ・アンゾロフ容疑者(18)が、本当にチェチェンで埋葬されたかどうかは分からないという。

同報道官は、「一つだけ確実に言えることは、確かに(フランス人教師殺害事件は)テロ行為であり、強い批判と拒絶以外の何ものでもない」と述べている。

仏リヨン市8区長に対し「首を切断する」と脅迫=メディア
先日、アンゾロフ容疑者がチェチェンのウルス=マルタン地区に埋葬されたことが報じられた。記者の情報によると、同容疑者の遺体は5日にフランスから搬送され、チェチェンで行われた告別式には約200人が集まったという。また告別式の警備のために、警官65人が出動していた。いくつかのSNSでは、葬儀で群衆が故人の遺体を墓地に運ぶ様子を捉えた映像が投稿されている。


フランス人教師殺害事件

アブドゥラフ・アンゾロフ容疑者は10月16日、パリ近郊のコンフラン=サントノリーヌで教師のサミュエル・パティさんを殺害し、斬首した。パティさんは10月、予言者ムハンマドの風刺画を使って公民の授業を行った。パティさんはその授業を行う前に、生徒らに対し、イスラム教徒にはショックな絵を見せることになるから、教室から出てもいいと伝えていた。その授業の内容を知ったアンゾロフ容疑者は犯行前に、パティさんが勤める学校の生徒に金を渡し、パティさんの外見について尋ねていたという。

アンゾロフ容疑者はチェチェン生まれだが、ほぼ全生涯をフランスで家族と暮らしていた。同容疑者は2020年3月に、2030年まで有効のフランス在留許可を取得していた。

コメント