米国防総省 21世紀半、中国は有事で米国を負かす可能性

中国の経済ポテンシャルの伸長について米統合参謀本部マーク・ミリ議長は、こうした速さは軍事力の増強を促し、21世紀半ばには有事の際に米国を打ち負かせるまでに達するとの見方を表した。
この記事をSputnikで読む

ミリ議長は、2035年までには中国の軍事ポテンシャルは米国と並ぶと見ている。

新たな任命:バイデン氏が米国防総省長官の候補者を特定
「相手(中国)はそれに達するべく歩んでいる。これが今の、そして近未来の米国の安全保障に深刻な脅威となることは間違いない。」ミリ議長のある行事の席上の発言をウォールストリートジャーナルが引用して報じた。

ミリ議長は、米国が中国の野心から自国を守るには経済、軍事両面のポテンシャルを伸ばさねばならないと主張し、「大国間の軋轢が戦争に発展する事態は避けたい。そうなればカタストロフィーだ」と指摘した。

ミリ議長は、米軍部は宇宙およびサイバー空間での攻撃、防衛行為に準備ができていなければならないと主張し、こうした空間では特に中国、ロシアが軍事ポテンシャルを活発に伸長させていると危惧感を表した。

関連ニュース

コメント