環境保護団体「プラスチック使用をやめよう」の活動家らは、ゴミの中でも長期間残り続け、害を及ぼすプラスチックごみを減らす取り組みでコカ・コーラ、ペプシ、ネスレの3社が「改善がゼロ」だったことを明らかにした。3社はすでに3年間にわたってワーストリーダーの座にとどまっている。
2020年の調査監査では、コカ・コーラはプラゴミの数で世界最悪企業。調査された55か国のうち51か国でビーチ、河川、公園などに放置されていた。2019年の時点ではコカ・コーラのゴミは51の調査対象国のうち37でった。
この団体は毎年、世界中の1万5000人のボランティアを動員してプラスチックごみを調査し、最も多量のプラゴミが見つかったメーカーを発表している。今年、ボランティアらが集めたプラゴミは34万6000個、。そのうち63%はロゴからメーカーが特定できた。
プラゴミ最多のワースト10企業は次の通り、
- コカ・コーラ(米国)
- ペプシコ(米国)
- ネスレ(米国)
- ユニリーバ(米国)
- モンデリーズ・インターナショナル(2017年の時点で世界第2位の菓子メーカー、米国)
- マース (米国)
- P&G(米国)
- フィリップモリス・インターナショナル(世界たばこ最大手、米国)
- コルゲート=パーモリーフ (米国の多国籍企業、日常生活用品)
- ペルフェティ・ファン・メレ(蘭、伊の菓子メーカー)
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