新型コロナウイルス

新型コロナウイルスの長期的な神経学的合併症

新型コロナウイルスの長期的な神経学的合併症が明らかになった。この合併症は中等度の患者にもみられるという。Medicalxpressが伝えた。
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マサチューセッツ州 ボストン大学のメディカル・スクールの専門家らは、新型コロナウイルスに感染し、4月15日から7月1日までに病院で治療を受けた患者900人超のデータを研究した。研究では、患者74人に神経学的症状が現れたことがわかった。

「完全な回復は難しい」新型コロナに関連する脳の損傷 研究で明らかに
患者18人は脳卒中を発症し、15人はけいれんを起こし、26人が錯乱やせん妄(注意力、知覚、思考、感情などの障害を伴う精神障害)を含む脳症と診断された。他の数人の患者には、神経の損傷や運動の問題が生じた。

研究の筆頭著者のプリア・アーナンド氏によると、神経学的問題の一部は過剰な免疫反応に関連しているが、他の問題は患者が経験した危機的状況の結果だという。

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