新型コロナウイルス

感染拡大の大阪へ自衛隊看護師を派遣=防衛相

日本の防衛省は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大阪府へ自衛隊から看護師を派遣することを決定した。11日、閣議後の記者会見で岸信夫防衛大臣が発表した。
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岸防衛大臣は、大阪府から正式に看護師派遣の医療支援の要請を受け、14日に自衛隊に派遣命令を出し、15日から活動を始めると明らかにした。陸上自衛隊の看護師らは「大阪コロナ重症センター」など2か所で、およそ2週間、医療支援活動を行う予定。

涙で新型コロナの重症度を判断

また、岸防衛大臣は「医療体制がひっ迫している状況を受け、要請を受理した。重症者、死亡者を可能なかぎり食い止めるという政府全体としての方針に、自衛隊の能力を最大限効果的な形で活用して貢献したい」と述べた。

防衛省は9日、大阪と同様、新型コロナウイルスの感染拡大を受け医療体制がひっ迫している北海道旭川市にも看護師を派遣した。

10日、日本国内のコロナ新規感染者数は2970人と過去最多を記録した。東京でも新たに602人が感染し、過去最多となった。重症者数や死亡者数も増加傾向にあり、死亡者は累計2512人に達している。

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