韓国のキム・ギドク監督 新型コロナで死亡 マスコミ報道

韓国の映画監督キム・ギドク氏が、新型コロナウイルスの合併症によりラトビアで亡くなった。ロシアメディアが情報筋を引用して報じている。
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ニュースサイト「Delfi」によると、キム監督はラトビアで亡くなった。監督は同地に11月20日、ロシアのサンクトペテルからエストニアを経由して到着した。非公式の情報によると、監督はラトビアのユールマラで家を購入し永住権の申請を行う予定だったが、予定していた打ち合わせに監督が現れなかったという。その後、監督の仕事仲間が現地の病院に問い合わせ、監督の捜索を始めた。しかしその捜索活動は、個人情報保護により困難なものになったという。

韓国紙「朝鮮日報」が「ロシアの情報筋」を引用して報じたところによると、ラトビア当局は今、同国のホテルで亡くなったというキム・ギドク監督に関する確証を求めているという。


キム・ギドク監督は、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞(映画『嘆きのピエタ』)、ロカルノ国際映画祭で4部門、ヴェネツィア国際映画祭4部門、ベルリン国際映画祭銀熊賞、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で3部門を受賞している。

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