同長官は、「一般市民での確認が開始され、わが国の科学センターであるベクター研究所で生産されているワクチンは登録後の臨床試験の第3段階が実施されている」とコメントした。
現在、ロシアの5機関の8つの医療センターで3000人のボランティアがすでにワクチン接種を行っている。初の一連のワクチンがモスクワとサンクトペテルブルク、ロストフ・ナ・ドヌー、トゥーラ、ノヴォシビルスクに届けられている。
この間、ベクター研究所のリナト・マクシュトフ所長は、機関は、新型コロナ用ワクチンの接種を受けた人に抗体ができたかを確認する早期判断検査を開発したと発表した。検査では18分で抗体が検出される。
「エピバクコロナ」の大規模接種に関しては、同研究所では来年の開始を計画している。同機関はさらに3種の新型コロナ用ワクチンを研究している。このほか、ロシアではさらに1種のワクチン「スプートニクV」の登録が終了している。同ワクチンはガマレヤ国立疫学・微生物学研究センターが開発を行った。
関連ニュース