検疫期間のおかげ 英国人らが自宅の庭で15世紀のお宝を発見

英国博物館が、トレジャーハンターや愛好家による古代の発見物の登録を行うボランティアプログラム「Portable Antiquities Scheme」の年間実績をまとめた。
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博物館の財宝管理者であるヤン・リチャードソン氏によれば、今年の検疫期間のおかげで人々はいつもより自宅や庭で過ごす時間が増え、「まったく予想外に考古学的な発見」を行っているという。

ニュー・フォレストのある一家は、自宅庭で雑草をとっている際に、予想外に12~13世紀の64個のコインからなるお宝を発見した。この宝物は今日の価値で1万8000ドル超(約187万円)に相当する。

専門家らによれば、おそらくこのお宝は1540年代に、裕福な商人または僧侶らによって地中に隠されたのだという。サイト「Live Science」によれば、発見物にはヘンリー8世の統治時代の貨幣が含まれ、またそこには彼の3人の妻であるキャサリン・オブ・アラゴン妃やアン・ブーリン妃、ジェーン・シーモア妃のイニシャルが刻まれていたという。

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