東京五輪は開催、できれば観客を入れて=世界陸連会長

ワールドアスレティックス(世界陸連)のセバスチャン・コー会長は、新型コロナウイルスの感染拡大状況さえ許せば、東京でのオリンピックは開催され、観客も競技を観戦できると確信していると述べた。
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3月、国際オリンピック委員会(IOC)と東京大会組織委員会は、コロナウイルスの感染拡大によって、東京での夏季オリンピックを2021年へ延期することを発表した。大会は2021年7月23日から8月8日まで行われる予定。また、日本が外国人の観客の立会いを許可するかどうか、外国人の観客数に制限を設けるかどうかは2021年春に決定される。

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コー会長は「大会は開催されると思う。今は誰もわからないが、スタジアムはファンでいっぱいになると確信している。しかし、ソーシャルディスタンスの要素はまだ存在すると思う」と述べた。

2021年の東京五輪・パラリンピックに関して、菅義偉首相は4日、国連の特別総会で行ったビデオ演説で「安全・安心な大会を実現するため、全力で取り組んでいく」と表明した

また、IOCのトーマス・バッハ会長は、11月22日にオンライン形式で開催されたG20サミット(主要20か国首脳会議)で演説を行い、東京五輪開催に向けて国際的な連帯の強化を呼びかけた。その中でバッハ会長は、パンデミックによりスポーツの重要性がさらに確認されたことを指摘した。

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