インド南部の「未知の病気」の原因に関する中間とりまとめ

インド南部アンドラプラデシュ州政府のジャガンモハン・レディ首相は、同州エルルで流行している未知の病気について、水銀やその他の重金属中毒の可能性があると発表した。
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レディ氏は「国立栄養研究所は、米から水銀の痕跡を、野菜から過剰な量の農薬や残留した除草剤を検出した。また同研究所は、この病気の死亡者の血液中からリン化合物の残留物も発見した。これらがどのようにして人体に入ったのかを明らかにする必要がある」と述べた。

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なお、この病気の正確な原因はまだ明らかになっていない。患者らの検査では鉛とニッケルが検出されたが、医師らは飲料水汚染の可能性を除外している。

レディ氏によると、エルルでは11日、新たに4人の患者が確認され、これまでに原因不明の症状を訴えた人は合わせて613人に達した。

エルルでは未知の病気が流行しており、患者はめまい、頭痛、てんかんのような発作、失神、口から泡を吹く、けいれんなどの症状を訴えている。新型コロナ検査は全員陰性だった。地元当局は、汚染された空気または質の悪い食べ物が原因で病気になった可能性があると推測していた。

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