政府、F15改修予算見送り 初期費用の大幅増受け

政府は、航空自衛隊のF15戦闘機に長距離巡航ミサイルを搭載する改修を巡り、2021年度予算案への経費計上を見送る方針を固めた。
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改修の初期費用が見積額より大幅に膨らみ、概算要求時の213億円では必要な改修を実現できないと判断した。27年度を目標とした20機の改修完了時期の遅れは決定的となり、南西諸島防衛の中核と位置付ける改修事業には打撃となる。複数の政府関係者が11日、明らかにした。

日本政府は、事業に関わる米政府と初期費用を巡り協議していた。日本側は減額を要求しているが、米側は応じていない。日本は来年夏の22年度予算案の概算要求に向けて協議を継続する。

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