ケトジェニックダイエットとは、炭水化物をひかえ、高脂肪と適度なタンパク質を摂取する食事療法のこと。
専門家らは、1日の食事で炭水化物をひかえることが身体の脂肪と「悪玉」コレステロールの比率を引き下げ、また、血糖値を安定させると指摘。実施された実験により、同ダイエットは血漿のケトン体レベルを高めことが判明した。ケトン体は体内で酸化ストレスを管理し、抗炎症効果を示す。
また研究者らは、ケトジェニックダイエットは、免疫調整機能と抗炎症効果を備え、接受体T細胞を運ぶ細胞の増殖を促進すると強調した。
研究結果では、「こうした食事スタイルは、適応免疫細胞の機能を増進し、新型コロナウイルスに関連するリスクを引き下げることを可能にする」と指摘がされた。