日本 今年の漢字は「密」 3密回避にオンライン交流で関係性が密に

日本では14日、1年の世相を現す「今年の漢字」に「密」が選ばれた。京都市東山区の清水寺で日本漢字能力検定協会が発表した。読売新聞が報じている。
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14日、清水寺で森清範貫主が「密」を揮毫。同協会によると、「今年の漢字」の応募総数は20万8025票。そのうちの13%が「密」だったという。

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この漢字を選んだ理由として、3密(密閉、密集、密接)を回避して行動した点が挙げられていた。一方で、オンライン飲み会やバーチャルで交流する機会が生まれたことで、人との関係性が「密」なったという声もあったという。

京都新聞によると、森貫主は「密は心のつながりも表す。新型コロナウイルスの感染拡大で国民や医療従事者が苦労している中、日本中が努力してこの状況に向かっているのをありがたいと思いながら書いた」と話している。

2019年「今年の漢字」第1位は「令」だった。


オックスフォード辞典は11月23日、2020年を表す1つの言葉を選定できないと明らかにした。その代わりに、今年1年間で英語に登場した新しい現象を表す言葉についての報告書を発表した。

コリンズ英語辞典は、今年の言葉に「ロックダウン」を選んでいる。

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