カスピ海沿岸 新たに23頭のアザラシの死骸が発見される

ロシア南部ダゲスタンにあるロシア連邦水産庁の地域部門の専門家が、新たに23頭のカスピカイアザラシの死骸をマハチカラの北にあるスラク川の河口で発見した。
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アザラシの死骸の数は、先日現地で発見された272頭と合わせると295頭に達する。

先日、レッドリストに掲載されている絶滅危惧種のカスピカイアザラシ272頭が、カスピ海沿岸のダゲスタンのスラク川河口からサムール川にかけて発見されたと報じられた。

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この出来事を受け、全ロシア水産研究所ヴォルガ・カスピ海支部西カスピ海部門、カスピ海漁業研究所、ロシア科学アカデミーからなる調査研究グループがダゲスタンに到着している。


6日、カスピカイアザラシ17頭の死骸がカスピ海沿岸で発見されたと報じられた。ロシアはこのアザラシの死について行政訴訟を起こしている。ロシア連邦水産庁は、アザラシが命を落とした原因の1つは不利な気象条件が原因のウイルスや細菌性の感染症の可能性があると指摘している。アザラシの死骸が発見される15日前、この地域では嵐が発生していた。

国際自然保護連合は2008年、カスピカイアザラシを絶滅危惧種に指定。2020年には、ロシアが作成するレッドリストに登録された。

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